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中国大手信託 商品の利払いできず 不動産下落の余波か 負のスパイラル懸念

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【中国】240億円の別荘が"廃墟"に!? 各地で増える"ゴーストタウン"の理由は 『“新常態”中国』#27 - YouTube
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ブルームバーグ通信(8月14日電子版)によると、中国最大級の資産運用会社、中植企業集団の傘下にある信託会社が、販売した商品の利払いができなかったと報じた。中国では不動産からあがる収益を組み込んだ、投資商品が信託会社を含めた銀行以外の資産運用会社(シャドーバンキング・影の銀行)から売り出されている。
中国シャドーバンキング大手を投資家不安視-傘下企業の支払い遅延で - Bloomberg


都市部のマンションなど不動産価格は下落しており、こうした「短期調達・長期投資」型の運用が行き詰まるのは火を見るより明らかなことだ。


中植企業集団の利払い不履行に先立って、中国最大の不動産開発会社、碧桂園(カントリーガーデン)が、発行した社債の利払い不履行が明らかになっている。


不動産価格の下落が、不動産を組み込んだ投資商品の下落を呼び、それがさらに不動産価格の下落を招く「負のスパイラル」に入るおそれがある。


(日本のバブル崩壊では、不動産下落と株式の下落が負のスパイラルに陥った。株式を担保に融資を受けて、その資金で不動産を買っていたからだ。)


ブルームバーグ通信によると、中植の傘下企業、中融国債信託が、高利回りの信託商品の支払い不履行に陥った。商品を購入した顧客企業3社が8月11日に開示したという。


中植の運用資産は約1兆元(約20兆円)。ブルームバーグ通信は、中国の信託会社の代表的な存在。傘下信託会社の支払い遅延で、中国全体では2兆9000億ドル(約420兆円)規模にのぼる信託業界の健全性を巡る懸念が強まるだろうとしている。


中国の信託会社は、商業銀行や投資銀行、プライベートエクイティー(PE、未公開株)の引受、資産管理業務(ウェルスマネジメント)など幅広く行ってい

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