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ゼロコロナ解除 の中国で感染再拡大 北京市の火葬場に車の列?

TBS NEWS DIGより、北京市では感染急増の影響で物流が停滞・混乱している。
「料理より配達料の方が高い」中国・北京には荷物の山「ゼロコロナ」緩和 感染者急増の余波で物流も停滞|TBS NEWS DIG - YouTube


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時事通信(16日、電子版)は、新型コロナウイルスを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を実質的に撤廃した中国で、感染拡大に伴い死者が急増しているもようだ、と伝えた。


時事通信は、台湾メディアの報道を引用するかたちで、「北京市東部の火葬場の外では、遺体を乗せた車が長蛇の列を成し、火葬場は14日以降、24時間体制で稼働。」と報じた。


中国コロナ死者急増か 火葬場に列 - Yahoo!ニュース


また、NHK電子版ニュースも、「北京に進出する日系企業の間では従業員の4割、5割ほどが検査で陽性になり、原則、在宅勤務に切り替えて対応するといった動きが広がっている」と感染が再拡大しているようすを報じた。


コロナ対策緩和の中国で感染拡大 日本人多い上海で警戒広がる | NHK | 中国


中国では、きびしいゼロコロナ政策への反発から、北京や上海などの主要都市で抗議活動が活発化していた。これを受けて、中央政府が公式には政策転換を表明しないまま、地方政府が感染者の隔離や、PCR検査の定期的実施などきびしい行動規制を緩和し、実質的にゼロコロナ政策を転換したかたちになっていた。


中国が「ゼロコロナ政策」をとった背景には、高齢者へのワクチン接種が広まらないこと、中国の国産ワクチンの有効性が低い(欧米日本で一般的なmRNAワクチンに比べて)ことなどが指摘されている。


中国は14日から無症状の感染者数の発表を取りやめた。このため、市民には感染状況の実態が分かりにくくなっており、「ゼロコロナ」政策時に比べ、外出する人が少なくなったとも言われている。


新年を迎えると、多くの人が移動する「春節」を迎える。習近平主席のメンツがかかるだけに、今後の対応が注目される。

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