YOU TUBE THE TELEGRAPHより　ソウルの日本大使館に「突入」しようとして警察官に排除される、「処理水放出」に反対する活動家
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韓国メディアは、２４日午後に福島第一原発の処理水（韓国メディアは汚染水と言っている）放出が始まる直前から、ソウル首都圏の水産物市場で客足が途絶えたことを伝えている。
韓国の水産物市場「もう商売あがったり…朝６時でもお客さんが来ていたのに」 : 政治•社会 : hankyoreh japan
韓国では、最大野党「共に民主党」や野党系メディア、市民団体が「汚染水放出反対」の抗議活動を展開したが、そのキャンペーンが効きすぎて、韓国産のサカナまで、処理水放出前に売れなくなったようだ。

野党系のハンギョレ新聞系のウェブサイト　 は、放出前の24日午前11時ごろの仁川市南洞区（インチョンシ・ナムドング）の蘇莱浦口（ソレポグ）総合魚市場の様子を、「すでに「閉場」したかのように閑散としていた。」と伝えている。「客のいる店よりいない店の方が多かった。一部の店舗は電気を完全に消し、営業をはじめてもいなかった。」と書いている。

韓国では、最大野党「共に民主党」や市民団体は２３日、日本政府が決定した東京電力福島第１原発処理水の海洋放出に対する抗議活動を活発化させていた。

福島第一原発から放出するのは、トリチウム以外の放射性物質を取り除いた「処理水」で、トリチウムの濃度についても、海水で薄めて国の規制基準の４０分の１、世界保健機関（ＷＨＯ）の飲料水基準の７分の１に希釈した上で流す計画だ。

経済産業省のデータによると、韓国の東側沿岸にあるウォルソン原発（慶州市）、コリ原発（釜山広域市）は、経済産業省のデータによると、１２０兆ベクレルのトリチウムを海に放出している。福島第一原発からの「処理水」は、トリチウムの量を年間２２兆ベクレル以下に抑える計画なので、韓国の２原発の年間排出量に比べても少ない量にとどまる。

韓国野党や市民団体は、もとより、聞く耳は持たないだろうが、国内にも立憲民主党衆院議員の一部議員や日本共産党、市民団体のグリーンピース・ジャパンは「汚染水」（「処理汚染水？」と言っているので、書いておく次第である。

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日本では処理水を放出するのはやむをえないが、漁業者らが「風評」被害を受ける場合は補償するべきというのが多数派のように思える。（いずれ報道機関の世論調査が出るだろう。）